経営戦略

経営戦略

長期経営ビジョン

10年VISION

中期経営計画

Build-up CKD 2021

2019年4月から始まる第4次中期経営計画は、10年VISION達成に向け、将来につながる基盤を築きながら力強く成長する3年間にするため「Build-up CKD2021」としました。新たに導入をしました基幹システムや、東北の新工場や中国の新生産棟などを活用し、生産性を高める活動を進めてまいります。
活動の骨子として、3つの基本方針
「国内No.1商品をグローバルに進化」
「新しい事業と市場に挑戦」
「事業基盤の強化」
を掲げています。
そして、企業が継続して発展するためには人材が最も大切だと考えており、戦略的かつ計画的な人材育成をするとともに、ナショナルスタッフが活躍できる環境をつくり上げてまいります。

基本方針1

国内No.1商品をグローバルに進化

国内で高いシェアを持つ特長ある商品を、海外市場にも展開しグローバルNo.1を目指します。
自動機械事業では、主力の薬品包装機を中国市場で拡大させるために、中国専用機の開発と中国工場の新生産棟の活用に取り組んでまいります。
機器事業では、東北工場を本格稼働させることによって、流体制御機器を日本のみならず世界に向け展開してまいります。米国では、テクニカルセンターの機能強化により、お客様に密着した商品企画と開発を促進してまいります。欧州市場では、競合が先行しているためアライアンスが有効な手段であり、積極的に推進してまいります。
このように、それぞれの地域や国に合わせた商品開発や戦略を展開し、その国の文化や人材を取り込みながら、現地に根付いた活動を進めてまいります。

基本方針2

新しい事業と市場に挑戦

新事業の立ち上げと新市場の開拓に向け、多くの挑戦をしてまいります。
新しい事業の中で最も注力しているのが、電動事業です。空気圧機器はコンパクトで力が強く、一方、電動機器は高精度で任意の位置制御が可能というそれぞれ違った特長を有しています。当社は空気圧機器と電動機器(直線と回転)の両方を持ち合わせており、お客様のさまざまなご要望にお応えすることができます。電動事業を強化するために、空気圧機器で蓄積したノウハウを利用したり、CKD日機電装との開発・販売シナジー効果の活用を強化してまいります。
また、食品業界に向けた新包装形態対応機の開発や、安全で働きやすい労働環境を実現するための助力装置(パワフルアーム)など、新しい技術で豊かな社会づくりに貢献してまいります。

基本方針3

事業基盤の強化

前中期経営計画では、東アジア、ASEANを中心に生産能力増強や販売網拡充を進めてきました。
新中期経営計画では、中国や米国にて、現地主導による開発機能を強化し、インドやイタリアでは現地生産を開始します。さらに、ドイツやイタリアでは新しく現地法人を設立し、販売基盤を強化いたします。
生産性を高めるために、自動化やIoT化を推進し、人に頼らない生産方式を強化してまいります。新たに導入した基幹システムを活用し、より計画的な生産活動を目指します。さらには、ICTやAIなどのデジタル技術を積極的に取り入れ、仕事の効率を高めてまいります。

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